子どもの好奇心や想像力をのばそうと絵本の読み聞かせをしても、なかなかうまくいかないことも多いですよね。
せっかく選んだ絵本を読んでも、子どもに興味を持ってもらえないと、
「自分の読み方が悪いのかな?」
「うちの子に絵本はまだ早いのかも……」と、悩んでしまいますよね(^^;)
しかし!絵本の読み聞かせは3つのポイントを意識することで、子どもが絵本に集中したり、子どもの脳と心を効果的に育てることができるのです。
※ベネッセ教育サイトに紹介されました!記事を要約してお届けします。
読み聞かせの3つのポイント
ポイント①ゆっくり読まない
6才までの子どもは、感覚やイメージなどの機能が集まる右脳が優位。私たちの想像を超えた吸収力を持っていて、シャッターをカシャッと押すように画像をインプットできます。
「見る・聞く・感じる」などの感覚を司る右脳は巨大なデータベースに例えられるほど!
あっという間に感覚的な情報を取り組むため、文章はゆっくり読まずに、自然な会話のスピードで読むことで子どもが絵本に集中します。
ポイント②声色を変えない
子どもは大人以上に、感覚を敏感に感じとるため、あえて、大げさに声色を変えたり、演技する必要はありません。
子どもにとって世界は初めて見るものでいっぱい。素晴らしい五感力を持っています。大人から見ればふつうのトマトに「わぁ!トマトだ!赤いねぇ」と感動することだってあります。
どこに興味を持ち、どこで泣くかは子ども本人が決めること。大人が声色を使って「ここが大事だよ」と伝えないことで、子ども自身がアウトプットでき、絵や文章から世界観を味わいながら、自らの感情や価値観が育ちます。
ポイント③読んだあとに子どもをほめる
「最後まで聞いててえらかったね!」
「集中していたね!」
など、ワンフレーズでOKです。心からほめましょう。
読み聞かせで子どもと一緒に笑ったり楽しんだりすることは、かけがえのない時間。その気持ちから生まれた「うれしかったよ」「よく聞いていたね」の言葉をそのまま子どもに伝えてください。
子どもは“認められた”と感じて、絵本が好きになります。絵本を読み聞かせするたびに子どもの自己肯定感の向上にも繋がります。
読み聞かせのポイントまとめ
- ゆっくり読まない
- 声色をかえない
- 読んだあとは子どもをほめる
絵本の読み聞かせのポイントはとてもシンプルですぐ試してみることができます。次に読み聞かせをするときに、ぜひお試しくださいね^^